リスクを取らないリスク

日本経済を長らく停滞させてきたもの。それは保守や忖度を重んじ「リスク」を避ける体質でした。

特に、日本では高齢化問題が重しになってきており、どの組織でも上の世代がいつまでも重要なポストに居座り、新陳代謝が起きにくくなっています。

その結果、若い人たちが力を発揮する場所が増えず、社会に新しい価値観が根付かない。

時代が変化しつつあるのに、旧来型の発想から抜け出せず、成長の芽が摘まれてしまうのです。

若い世代が目指す新しい働き方

その一方で、新しいことにチャレンジする若い人たちが増えています。

ベンチャー企業を立ち上げて30代で経営者となったり、専業ブロガーや動画配信者、コンテンツクリエイター等、副業やダブルワークも当たり前、会社員にとらわれない働き方をする人はどんどん増えています。

彼らに共通してるのは、「リスクを取ることで大きなリターンを得ている」ということです。

変化することを恐れずに、お金や時間を自分に投じて、さらに大きな収入を得ています。

日本経済全体が停滞する中で、一部の人たちは確実に「成長」をし続けているのです。

この「リスクをとる」という考え方は、まさに「投資」の考え方ではないでしょうか。

前ページで長々と「リモートWORK」について紹介してきましたが、皆さんも大きなリターンを得たいのであれば、ある程度のリスクは許容しなければならないのです！

リスクが取れない人は、どんどん差を広げられます

これからの日本では、リスクを取ることに対して、チャンスと捉えられるかそうでないかによって、大きく格差が広がっていくでしょう。

ところが、このような考えに対して「イタイ人」だとか「意識高い系」と揶揄する人が多いのが問題です。

そういった人達は、失敗することに対して臆病か、あるいは嫉妬の感情、ただ単に勉強不足なだけなのです。

自分では努力する自信もないから、自分の水準まで他人を引きずり下ろすことしか考えておりません。

ですので、ここを読んでくださっている皆さんには、そういった残念な考えを持ってほしくないのです。

重要なのは、まず自分の頭で考えること。

現状から抜け出したいのであれば、リスクもチャンスも積極的に掴み取っていかなければならないのです。